あなたはDプレーンてご存じですか？
今じゃ当たり前とされていますが
私がトラックマンを導入したころは
ほとんどの知られていませんでした。
Dプレーンは新飛球法則とも呼ばれており
トラックマンやその他の弾道測定器は
Dプレーンを元に数値を導いています。
この法則を知ればなぜボールが曲がるのかを
知ることができます。
この法則を知っているのと知らないとでは
ゴルフの上達が大きく変わります。
あなたもぜひ覚えてください。
目次
① 飛び出し方向はフェースの向きで決まる
ボールの飛び出し方向はインパクト時の
フェースの向きで決まる。
クラブの振る方向ではなく
インパクト時のフェースの向きで決まります。
ドライバーでは約85％、アイアンでは約75％
インパクト時に
フェース面が右を向けば
右に飛び出し
左を向けば左に飛び出します。
つまり
クラブの軌道ではなくフェースの向きで
最初の飛び出し方向は決まります。
プッシュアウトや
プッシュスライスしている方は
インパクトでフェース面を
真っ直ぐ（0度）かそれより左に向くようにすれば
右には飛び出さないです。
②クラブ軌道とクラブフェースの向きで曲がり具合が決まる
飛び出し方向は
インパクト時のフェースの向きで決まます。
そのあとの曲がり具合は
インパクト時の
クラブ軌道（クラブパス）とクラブフェースの向きで
曲がり具合が決まります。
アウトサイドインやインサイドアウト
のクラブの軌道（クラブパス）振る方向
例えば
インパクトでフェースの面が目標に
（0度）スクエアー
とします。
アウトサイドインに振ると
ボールはスライス回転します。
インサイドアウトなら
ボールはフック回転します。
https://www.stepbystepgolf.com/faceangleandclubpath/
詳しくはココで書いています。
ボールが右に曲がる方は
クラブパスよりフェース面が開かないように
すればスライスしません。
打ち出し方向 ： インパクト時のフェースの向きにより決まる
ボール曲がり ： スイング軌道により決まる
| 打球 | 打ち出し方向 | フェースの向き |
|---|---|---|
| プルフック | インサイドアウト | クローズ |
| プル | インサイドイン | クローズ |
| プルスライス | アウトサイドイン | クローズ |
| ドロー | インサイドアウト | ストレート |
| ストレート | インサイドイン | ストレート |
| フェード | アウトサイドイン | ストレート |
| プッシュフック | インサイドアウト | オープン |
| プッシュ | インサイドイン | オープン |
| プッシュスライス | アウトサイドイン | オープン |
③打点位置で曲がりと飛び出し角度が決まる
インパクト時の打点で
ボールの飛び出し角度や
曲がりが決まります。
ギヤー効果と呼ばれています。
ギヤー効果
ここで詳しく説明しています。
曲がりに影響する
ボールがフェースの先（トゥ側）に
当たるとその衝撃でフェースは開こうとしまが
その摩擦で
ボールには逆にフック回転が掛かります。
逆にフェースのヒール側に当たると
クラブは左に閉じてボールには右回転
（スライス回転）が掛かります。
ボールの飛び出し角度はクラブの入射角（アタックアングル）で決まる
ボールの飛び出し角度を決めるのは
インパクト時のロフト角度
（ダイナミックロフト）
と
クラブの入射角
（アタックアングル）
で決まります。
ドライバーで
インパクト時のロフト角
（ダイナミックロフト）
約80％の高さに飛び出すとされています。
そのうち
入射角の影響は
約20％とされています。
アイアンでは
ダイナミックロフトの約70％で
アタックアングル約30％が
影響するとされています。
飛び出し角度も
打点位置で変わります。
ドライバーのフェースの面は
平らではなく少し丸み【曲面】になっています。
ロールとバジルがあり
縦方向をロールと呼ばれ
横方向にはバジルと呼ばれています。
フェースの面の上側でインパクトすると
ダイナミックロフトは少し上を向きます。
逆にフェースの面の下側に当たると
フェースの面は立つ動きが入り
ダイナミックロフトは低くなります。
⑤スピンロフトとスピン量 の関係
スピンロフトとは
ダイナミックロフト−アタックアングルを
した数値です。
スピンロフトの角度が多いほど
スピン量が増加し、
角度が少ないほど
スピン量が減少します。
飛距離にとても重要な要素です。
一般的には低スピン高弾道が
飛ぶとされていますが
ヘッドスピードヘッド別に
適正スピン量は違います。
トラックマンには
optimizer(オプティマイザー)
機能があり
最適な飛距離を得るための数値が見れます。
5つの要素
「1.スピンロフト（スピン量を決定する要素）」
「2.ボールスピード（初速）」
「3.打出角（地面とボールの打出し角度）」
「4.スピン量（バックスピンの量）」
「5.最高到達点（打出角に影響する）」
が適正な数値になるようにすれば
効率よく飛ばせます。
この辺はまた詳しく描きたいと思います
以上がDプレーンの法則です。
これを知ったから上手くなるとは限りませんが
なぜ曲がるのか？なぜ飛ばないのか？
頭の中で漠然と考えるより
弾道測定器で数値を見ながら
原因究明してからスイング改善する方が
絶対に上達は早いです。
今年からマンツーマンレッスンに変えて
短期集中コースを作りました。
入会して頂いた方、
ほぼ全員ベストスコア更新や
飛距離アップや平均スコア―アップ
ラウンド3回目で100切り達成など
結果が出ています。
思い切ってマンツーマンレッスンに
シフトチェンジしてよかったです。
上手くなってくれたら
コーチとしてホントに嬉しいです。
STEPBYSTEPゴルフスクールなら
ゴルフが上達することをお約束します。
お気軽にお問合せください
TEL : 080-7079－2716