スコアメイクの鍵!ゴルフコース設計者が仕掛けた「罠」ティーショットを攻略する

ティーショットのコースマネージメント


「あと3打…たったので100切れたのに!」
そんな残念な経験、
ありませんか?

ナイスショットも出たし、
パターもそこそこ決まった。
それでもそれでも
スコアはいつも通り…。

スイングの練習もしてるのに、
なんとなく
目標スコアに見えない。

実はその違い、
「コースの攻め方」
にはあるかもしれません。

ゴルフは技術だけ
じゃないスポーツです。
スイングが多少乱れても、
コースマネジメントが
しっかりしていれば、

ミスをカバーしてスコアを
考えることができます。


逆に、
無理な攻め方を
すればナイスショットも
台無しになることも…。


ゴルフコースには、
設計者が意図して仕掛けた
「罠」や「誘い」
がたくさんあります。

その
意図を正しく、
正しく戦略を立てることで、
数打​​はスコアーを
縮めることが出来ます。

今回は、
そんなゴルフコース設計の考え方と、
攻略ポイントを

詳しくご紹介します。

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OBゾーンの捉え方

まず意識したいのが、
「OB(アウト・オブ・バウンズ)」
の位置。

これは
ゴルフコース設計者が
じっくり考える
「プレッシャーゾーン」
です。

OBゾーンの配置と
その心理的な影響、
そしてどう対応すべきか
詳しく解説していきます。

OBゾーンはコース設計者が仕掛けた「心理的罠」

コース設計者は、
プレイヤーに
「無意識の選択ミス」
を誘発するために、
プレッシャーのかかる
位置にOBを構成して
います。

例えば
右サイドがOBのホールの場合

→「右には絶対に打ちたくない…」
という意識が働く
 →無意識に左に向いてしまう
 → 結果、左のラフやバンカーに入る

このように、
OBが視界に入って
判断やスイングがブレるが、
設計者の意図です。


では
どうすればこの
OBのプレッシャーを
乗り越えられるのでしょうか?

答えはシンプルです。

「残念ルートを見つける」

ティーグラウンドに立つ前に、
打ってはいけない場所を
を必ず確認する。

打ってはいけない場所を
探してから
狙う方向を決めます。



80切りが目標の人と
100切りが目標の人では
残念ルートが違います。

100切りが目標なら
安全な場所を狙う事です。

例えば
右へのが多いなら
ミスショットして
スライスをしても
大けがにならない所を狙う

飛距離はでるが
左右のどちらにも曲がる方なら
ドライバーを使わずに
ユーティリティで
ティーショットするとか

ミスが出てもいいように
マネージメントを
しないといけません。

100切りを目指す場合

上画のような
コースの場合

ティーショットで
みなさん
フェアーウェイセンターを
狙う方が多いと思います。

しかし
右サイドには
OBゾーンと池があります。

右に打ち出してしまうと
OBや池に入ってしまう
可能性があります。


右へのOBやペナルティは
大きいミスです。

100切りを狙う場合
徹底的に
OBを避けないといけません。

この場合
残念ルートはOBであり
右だけは絶対に打たない」
という意識が大事になります。

100切りを目指しているなら

上画のように

フェアーウェイの左側
を狙ってください。

これなら
万が一左に行っても
OBではなく
深いラフで止まるか
少し打ちにくい所で
止まってくれます。

OBでなければ
何とかなります。

OBを打ってしまうと
そのホールだけでなく
あとの
ラウンドに気持ちを
引きづってしまいます。

絶対にOBを
打たないようにしてください。


90切りや80切り
を目指す場合は

上画では

OBも打ちたくないですが
左の深いラフに
入れてしまうと
ボギーやダボに
なってしまいます。

それこそ
設計者の罠にはまって
しまうことになります。

OBと深いラフの真ん中を
狙うのが
いいです。

少し左に行っても
フェアーウェイ残りそうで

右に抜けても
浅いラフで済みます。
これなら

このレベルになると
大体の狙っている方向に
打てると思うので

このように保険をかけて
コースマネージメント
してください。

🔑 コース設計者の「罠」を逆手にとるためのQ&A

Q1: なぜスコアが伸び悩む中級者にとって「コースの攻め方」が重要なのですか?

A: ゴルフは技術だけでなく、コースマネジメントが非常に重要だからです。スイングが多少乱れても、マネジメントがしっかりしていればミスをカバーできます。逆に無理な攻め方をすればナイスショットも台無しになり、数打の差が生まれます。

Q2: ゴルフコース設計者が仕掛ける「罠」とは具体的に何ですか?

A: 設計者は、プレイヤーに「無意識の選択ミス」を誘発するために、OBゾーンなどのプレッシャーのかかる位置に罠を仕掛けます。「右はOBにしたくない」という心理が働き、結果的に左のミスを誘発するなど、視覚と心理で判断をブレさせるのが意図です。

Q3: OBのプレッシャーを乗り越えるための具体的な戦略は?

A: 答えはシンプルに「残念ルート(打ってはいけない場所)を見つける」ことです。ティーグラウンドに立つ前に、絶対に打ってはいけない場所を確認し、そこを避ける方向を狙います。ターゲットスコアによって、この残念ルートの考え方は異なります。

Q4: 100切りを目指す人がティーショットで徹底すべきマネジメントは?

A: 100切りを目指す場合、**徹底的にOBを避ける**ことが最優先です。飛距離を犠牲にしてでも、ミスショットがスライスしても大怪我にならないフェアウェイの広い側やラフ側を狙ってください。OBは精神的なダメージも大きく、その後のスコアを崩すため、絶対に避けましょう。

Q5: 90切り・80切りを目指す人のティーショットの戦略は?

A: 設計者の思惑(OBと深いラフ)にハマらないよう、OBと深いラフの真ん中を狙い、保険をかけたマネジメントを行います。このレベルでは、深いラフもボギーやダボにつながるため、リスクを最小限に抑えつつ、次に打ちやすい場所を常に確保します。

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まとめ


100を切るためには、
「ナイスショットを狙う」
よりも
「大きなミスを気にする
ことが近道。

残念ルートを探す。
絶対にOBを打たない

90切りや80切りを目指すなら

設計者の思惑にハマらない事です。


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25歳でゴルフを開始。銀座ゴルフアカデミー吉本巧コーチの門下で2年間修行後、20年勤めた会社を退職しサンディエゴへ単身渡米。 芝の上で毎日打つ環境で、アプローチ・バンカー・パッティングを徹底的に鍛錬。帰国後は関西を中心にレッスンを開始し、 **「迷路にしない、明瞭なスイング指導」**をモットーに吉本理論をわかりやすく伝えている。 合理的で正しい理論の元で練習すれば必ず 上達することができます。 現在はミズノゴルフと契約し、シャフトオプティマイザー3Dを用いた科学的フィッティングをしています。 資格・認定: ビジョントレーニング2級/SPORTSBOX 3D GOLF Level 1 認定 メディア:読売テレビ「す・またん!」出演、パーゴルフ(2013年8月号)、ワッグル(2020年10月号)掲載 専門:スイング設計×クラブ軌道設計/ショートゲーム設計/3D動作解析(SPORTSBOX)/弾道解析専門(トラックマン4) 活動エリア:大阪(STEPBYSTEPゴルフスクール)北浜駅、淀屋橋駅、本町駅、堺筋本町駅 駅近です。 一言:「遠回りしない最短ルートで、再現性の高いショットを。」