![シャンク防止方法](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/305e10f9e42db6c2ae0d8834914a8a66.png?resize=640%2C480)
目次
未経験者・初心者がすぐに出来る「シャンク」の修正方法は?
初心者ゴルファ‐の皆さんも経験したことがある
「ペチッ」という音でボールが右斜めに飛んでいく経験を
したことがある人は多いと思います。
シャンクが出てOBになるとまた同じように
シャンクするのでは・・・と思い体が硬くなり
またミスが出てその日のゴルフが
全然だめっだたという経験はよくあります。
ここではそんなお悩み初心者ゴルファーさんが
シャンクが出た時の対処方法と
スイング修正方法をお伝えしていきます。
まずシャンクとはどのような現象なのかというと
ボールがシャフトとフェースの根っこ部分に当たるのと
フェースの先に当たるトゥーシャンクの2種類があります。
どちらも右に飛び出すのですが原因が全く違います。
一般的に多いのがクラブの根っこに当たるシャンクです。
このシャンクは初心者だけでなくてもちろん上級者でもたまに出ます。
![シャンクの原因①](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/1129210098c785a060d7d182a32aacc8.png?resize=640%2C480)
クラブの根っこに当たって右斜め45度位に飛んでいきます。
初心者の人は右に飛ぶのはフェースが開いて
右に飛んでいると思っている人が多いですがシャンクの場合、
フェースが目標方向に真っすぐ向いていてもボールは右に飛びます。
下の画像を見てもらえるとわかると思いますが、
シャフトとフェースの間に当たりフェースの面はターゲットに
真っすぐ向いているのにもクラブの根っこ部分に
当たって右に飛びだしています。
![シャンクの原因②](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/a1212fdedb43e12e13d7eb1cf9dd050a.png?resize=640%2C480)
なので右に飛び出すからといってインパクトで
いくらフェースの面を真っすぐに戻そうとしても
ボールの当たる位置がフェースの真ん中でない
限り右に飛び出します。
当スクールの生徒様でもレッスン中にシャンクが出ると
ボールが右に行くと、フェース面が右を向いているからですか?
とよく尋ねられます。
しかしハイスピードカメラで映像をお見せすると
フェースの面ではなくクラブの根っこに
当たっているからだと認識してくれます。
このシャンクがなぜ出るのかという
メカニズムがわからないと修正方法もわかりません。
![シャンクの原因③](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/6c31cbd1fde3a8cc60b0b1dc55941c39.png?resize=640%2C480)
上記のようにフェースの面が開いてクラブの根っこに
当たった場合ボールは上に上がらずゴロになり
ボールも右には飛びません。
シャフトに当たるのでボールは曲がらないです。
上記の状態でスライスするのはフェースの面が開いて
フェースの面にボールが当たっているからであり
シャンクではありません
![シャンクの原因④](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/fcd9d5602e92581691e3a3a587fbe2a0.png?resize=640%2C480)
上記のようにフェースの面が閉じた状態で根っこに
ボールに当たると通常はゴロになります。
この状態で当たっても通常はボールは右に飛び出さないで
真っすぐか左方向に飛びます。
シャンクする原因は沢山あります。
・軌道がアウトインになっている
・軌道がインアウトすぎる
・インパクトで手元が前に出る
・インパクトで右ひざが前に出ている
・インパクトで頭が前に出ている
・アドレスでボールに近づきすぎている
・そもそもシャフトに真ん中で打とうとしてる
などがあがります。
根っこに当たるシャンクの修正方法
![シャンクの原因⑤](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/873be92bc16db5c5d112eeeb5f33e17a.png?resize=640%2C480)
しかしそれは個々によって原因が異なるのでここでは
根本治療ではなく簡易的な修正方法をお伝えします。
このようにタオルかハンカチ等をご用意してください。
このようにボール2個の前にタオルを置きます。
![シャンクの原因⑥](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/21b9e612c9b63f756c05f7fbd023504b.png?resize=640%2C480)
それでスイング中にこのタオルに当たらないようにします。
なにか障害物があると人は無意識にそれに当てないように
するのでこれで簡易的にシャンクは止まります。
※打ちっぱなし場で練習するなら大きめのタオルがいいと思います。
おしぼりやハンカチ等で練習すると
飛んで行ってしまう恐れがあります。
たまにタオルの代わりにボールを置いて練習している
人がいますがミスするとボールが真ん前に飛んで
人に当たる恐れがあるので絶対に止めてください。
![トゥーシャンクの原因①](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/c7a69d9c05f9cf45a4297c99459fd69e.png?resize=640%2C480)
トゥーシャンクの修正方法
次はフェース先っぽに当たってボールが
真右(前)に飛び出すシャンクです。
このタイプのシャンク出る人はそんなに多くは有りませんが、
フェースのトゥー側にボールが当たると右斜めと言うより
真右にボールが飛び出す感覚です。
打ちっぱなし場でトゥーシャンクが出ると前の打席の
仕切り板やネットの当たってボールがどこに行くかわかりません。
たまに前の人に当たってしまったという話も聞きます。
コースで出たらすぐ目の前のOBゾーンに飛びこんだり、
ティーグラウンドの標識に当たったりと
いろんなハプニングがあります。
このトゥーシャンクがでるとホントにゴルフが嫌になります。
なぜ嫌になるかと言えば自分で修正する方法がわからないからだと思います。
これもヒール側で当たるシャンク同様、原因は個々違います。
(私のスクールでは女性ゴルファーの方がトゥーシャンクに
悩んでいる方が多いように思います。)
STEPBYSTEPゴルフスクール大阪ではSKYTRAKを使用してレッスンしますが
スカイトラックはボールの前に機械をセットしなくてはいけません。
![トゥーシャンク3](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/s_image4741.png?resize=640%2C480)
こんな感じでセットしますがこの距離でも
皆さんSKYTRAK(本体)に当たります。
今まで何回当たったかわからないですが
当てる人はずっと当たります。
![トゥーシャンク4](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/s_image4724.png?resize=640%2C480)
一回当たってしまうと皆様、機械が壊れそうなのでもう使いたがりません。
この距離で当たる言うことはラウンド中にコースでは
ボールが前に飛ばないで真右に飛んで行っている事です。
これではゴルフが面白くありません。
このトゥーシャンクの原因はクラブがインサイドから下りすぎたり、
インパクトで手元が浮いてしまったりと
人によって修正方法が違います。
先程の根っこに当たるシャンク同様に
まずフェースの真ん中に当てれるようにします。
![トゥーシャンク②](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/s_image4754.png?resize=640%2C480)
先程の根っこに当たるシャンクと逆にボールの
手前にタオルを置きます。
そのタオルに当たらないようにスイングして下さい。
これでトゥーシャンクはなくなります。
※この練習では逆に根っこに当たると
シャンクが出やすくなるので注意してください。
フォロースルーで正しい方向に振ればシャンクしない
根っこに当たるシャンクではフォロースルーでヘッドが
正しい方向に振っていないのでシャンクします。
![初心者に多いシャンク](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/7d99ccf4c78433fa9e0293ee35274455.png?resize=640%2C480)
初心者の場合は上記の画像のようにアウトインに
下りてきてクラブの根っこに当たり
シャンクする方が多いです。
この軌道だと基本スライスが出ます。
それを嫌がって球を捕まえに行くときに
アウトインの軌道が大きくなりシャンクが出やすくなります。
アウトインの軌道で振っている方は素振りでもいいので
インアウトに振る練習をして下さい
![中級者・上級者に多いシャンク](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/b35e08fcb245724ff5f4d2c65c6714f9.png?resize=640%2C480)
中級者や上級者の場合は画像のようにインアウトから
クラブが下りてきてフォロースルーでクラブを
アウトに振りすぎてシャンクします。
圧倒的に上級者の方はほとんどこのミスです。
インサイドアウトでシャンクが出てる人は軌道修正よりも
体の使い方のイレギュラーでシャンクが出ています。
例えば、右サイドが突っ込んでいる、
右ひざが前に出ているとか何かの原因でミスするので
上記のような対処療法ではなく原因を突き止めて
スイングの根本治療をして下さい。
![フォロースルーで正しい方向に振ればシャンクしない](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2018/09/s_image4773.png?resize=640%2C480)
上記に画像のようにフォロースルーで
ターゲット方向(白い矢印)にヘッドを
真っすぐ向けると球は真っすぐに飛び出します。
シャフトの延長線上ではなくフェース面を
真っすぐターゲット方向へ出します。
インアウト・アウトインのどちらの軌道でもフォロースルーで
フェース面を真っすぐターゲット方向に持っていければ
シャンクは絶対に出ません。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
コースでシャンクが出た時の治し方
上記の方法は練習場や打ちっぱなし場でシャンクを止める練習法です。
しかしコースでシャンクが出た時、
どのように対処すればいいのかを
教えます。
あくまで対処療法です。
クラブの根っこに当たるシャンクの場合
① ボールから離れる
ボールから離れることで物理的に遠くになるので
シャンクが軽減されます。
②アドレスでボールをフェースの先寄りで構える
普通はフェース面の真ん中にボールをセットしますが
最初からフェースの先寄りに構える事で根っこに当たりにくくなります。
③ボールの手前を狙う
どうしても止まらなければ狙いを変えて打ちます。
普通にフェースの真ん中で打つようにしているのに
クラブの根っこに当たるなら
狙いをボールの1個手前にして本気でそこを狙って打ちます。
下記の画像のイメージです。
①②③のすべてを試してもシャンクが止まらなければ
アイアンを使うのはやめて
ユーティリティかフェアーウェイウッド
で打ってください。
![](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2021/09/8409ddd82e84f34e126f054a310d32de.png?resize=720%2C540&ssl=1)
トゥ側に当たるシャンクの場合
トゥ側に当たるシャンクの場合
①ボールの近くに構える
ボールの近くに構える事でボールと体の距離が
近くなりクラブのトゥ側に当たりにくくなります。
②アドレスでボールをクラブのヒール側で構える
ヒール側で構える事でフェース面の先で当たりにくくなります。
③ヒール側で打つイメージ
クラブの真ん中で打つイメージではなく
ボールをヒール側で打つような意識で打ってください。
自分ではフェースの真ん中で打っているつもりが
実際はフェースの先に当たってるので
狙い自体を変える
下図のようなイメージです。
この①②③を意識してもトゥシャンクが出る人は
思い切り振らないでハーフショットくらいの
イメージ軽く打つように回ってください。
![](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2021/09/9a193b880da8f686c03670a1cfc0e6af.png?resize=720%2C540&ssl=1)
ここではシャンクの修正方法や応急処置をお伝えしましたが、
シャンクは人によって修正方法が変わります。
なぜシャンクする原因を突き止めてから修正しないと
根本治療は出来ないし対処療法だけでは
ゴルフはうまくならないです。
根本は体の使い方にあるのでビデオやスイング解析器等で
ご自身がどのタイプでシャンクするのかを突き止めてください。
初心者でもシャンクをすぐ止める方法・まとめ
- シャンクは2種類ある(クラブの根っこに当たるシャンクとフェースの先に当たるシャンク)
- フェース面が開いているからボールが右に飛ぶのではなくクラブの根っこに当たって右に飛ぶ
- どちらのシャンクも修正方法はボールをフェースの真ん中に当てる
- 根っこに当たるシャンクはタオルをボールの前に置く
- トゥーシャンクの場合はタオルをボールの手前に置く
- フォロースルーではフェースの面をターゲット方向に真っすぐ出す
STEPBYSTEPゴルフスクールなら
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