(2025年1月13日/11月22日リ by STEPBYSTEPゴルフスクール代表コーチ)
ゴルフスイングの
基本を見直し、
安定した土台を築くために、
ハーフスイングの練習
は欠かせません。
初心者の方だけでなく、
スイング改造や
スランプ脱出を
試みる中上級者に
とっても非常に
効果的なドリルです。
しかし、
多くのゴルファーが、
この「基本の練習」
を間違った方法で行い、
かえってスイングを
崩してしまっている
現状があります。
この記事では、
あなたのスイングを
劇的に安定させる
ために必要な、
正しいハーフスイングの
定義と3つの重要ポイントを、
STEPBYSTEPゴルフスクール代表コーチが詳しく
解説します。
目次
そもそも「正しいハーフスイング」の定義とは?
ハーフスイングとは、
通常のスイングの約半分の
振り幅で行う練習方法です。
この練習の真の目的は、
飛距離を抑える
ことではなく、
スイングの基本動作
軸回転、前傾キープ、
フェースコントロール
を安定させること
にあります。
振り幅の目安として、
左腕が
地面に平行に
なるところです。
この練習は、
ゴルフを始めたばかりの
初心者にもおすすめですが、
スイングを改造中の人に
非常に重要です。
実際に、
多くのプロや上級者たちも
スイング改造をするときに
ハーフスイングを
練習に取り入れています。
ハーフスイングを行うことで、
手打ちではなく
体をしっかり使った
スイングのイメージも
つかめます。
気を付けるポイント
ハーフスイングの練習を
正しく行うためには、
いくつかのポイントを
押さえる必要があります。
ハーフスイングの目的は
スイングを安定させる為の
練習法です。
まず、
ハーフスイングで意識して
ほしいのは3つの基本です。
正しいトップとフィニッシュの位置で止める
アマチュアの方が
最も間違えやすいのが
「振り幅」
です。
フルショットの形で
インパクトだけ緩めるのは
間違いであり、
明確なストップポイント
が必要です。
- バックスイング(トップ):
左腕が地面と平行に
なるところで動きを止める。 - フォロースルー:
右腕が地面と平行に
なるところで
しっかり止める。
この小さな振り幅の中で、
フルスイングと同じ強さで
インパクトを緩めず
打ち抜くことが、
ハーフスイングの
最大の鍵です。

上画のように
ハーフスイングのトップは
左腕は地面に平行
左肩はあごの下まで
回して
手はなるべく遠くにする

上画のように
フォロースルーでは
右腕が地面に平行になり
しっかり止まる
振りすぎない事です。
ハーフスイングは
フルショットだと
意識しにくいポイントを
小さいスイングをすることで
今、自身が課題している
ポイントを
明確に意識しやすくなるので
しっかりと
反復練習ができます。
軸を保つ:「首の付け根」
を動かさない
ハーフスイングで
最も安定させたいのが
「軸」です。
しかし、
「ボールから目を離さない」
という意識のせいで、
体の回転が止まり、
手打ちになる人が
多くいます。
正しい軸の意識:
- 軸は、首の付け根の出っ張った骨(背骨の最上部)にあると考えてください。
- この背中側の軸をコマの芯のように保ち、上半身を回転させる「軸回転」を意識します。
- 顔(目線)は回転しても構いません。
重要なのは、首の付け根の位置が左右や上下に動かないことです。
軸が安定することで、
インパクトの
再現性が上がり、
精度の高いショットを
継続して打てるように
なります。
顔が回っても背中側の
軸は動かなければOKなので
首の付け根を
動かさないように
気をつけてください。

軸が安定することで
精度の高いショットを
打つことができます。
前傾角度をインパクトからフォロースルーまでキープする
前傾角度
(アドレスで作った骨盤の傾き)
を崩さずに
スイングすることも、
ハーフスイングで
徹底的に磨きたい
ポイントです。
前傾角度が崩れると、
ダフリやトップなどの
ミスに直結します。
この「きつい」
姿勢こそが、
アドレスで作った
前傾角度が最後まで
保たれている証拠です。
キープのコツ:
首の付け根を軸に回転させる
動きと連動させます。
体を回転させた結果、フォロースルーのフィニッシュでは、
体がきつく感じるほど
低い姿勢になるのが
「正解」です。

上画のように
前傾角度を変えないように
背骨を軸に回す。

フォロースルーまで前傾角度を
キープしてください。
フォロースルーは
きつく感じるのが
正解です。
ハーフスイングの練習がもたらす可能性
こんな小さい振り幅
の練習が、
本当に役に
立つのだろうか?
と思う方もいる
かもしれません。
しかし、
このハーフスイングの
練習が、
あなたのゴルフスイングを
大きく変える可能性
を秘めています。
初心者の方にとっては、
基本的なスイングの動きを
身につけるための
最適な練習方法となります。
腕や体の動きを丁寧に
確認しながら
スイングすることで、
クラブを正確に
振る感覚が
つかめるようになります。
また、中上級者にとっても、
自分のスイングの精度を
再確認するための
効果的な手法です。
特にスランプに
陥ったときに
この練習を取り入れると、
スイングの基本を見直す
良い機会になります。
今はスマホの
カメラ性能が上がり
セルフで
スイングチェックが
簡単になったので
自身でスイングを見ながら
練習してください。
ハーフスイングは
小さい振り幅ですが、
この練習が
あなたの
ゴルフ全体を変える
鍵になるかもしれません。
シンプルな練習だからこそ、
基本を
しっかり
磨くことができるのです。
私自身も悪しき動きを
ハーフスイングで徹底的に
治してきました。
皆様も
まずは、
練習場でハーフスイングを
試してみてください。
そこから得られる感覚が、
フルスイングの成功へと
つながるはずです。
FAQ (よくある質問)
Q1. 正しいハーフスイングの振り幅はどのくらいですか?
A. 正しいハーフスイングは、飛距離を抑えることが目的ではありません。振り幅の目安は、バックスイングでは左腕が地面と平行、フォロースルーでは右腕が地面と平行になる位置でしっかり止めることです。この範囲内でインパクトを緩めず打ち抜くのが重要です。
Q2. ハーフスイングで意識すべき「軸」はどこですか?
A. 軸は、体の中心、特に**「首の付け根の後ろ側にある出っ張った骨」**を意識してください。顔を動かさないようにしすぎると手打ちになるため、首の付け根を動かさずに、そこを軸にして上半身をコマのように回転させる「軸回転」を心がけましょう。
Q3. ハーフスイングで前傾角度をキープするコツは何ですか?
A. アドレスで作った前傾姿勢を、首の付け根を軸にした軸回転と連動させて保つことです。フォロースルーで、体がきつく感じるほど低い姿勢になるのが、前傾角度が保たれている正しい状態です。これにより、ダフリやトップなどのミスを防げます。
まとめ
正しいトップとフィニッシュの位置で止める
軸を保つ:「首の付け根」を動かさない
前傾角度をインパクトからフォロースルーまでキープする
以上に気を付けて練習を
頑張ってください
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