
Attack Angle(アタックアングル)クラブの入射角度の事です。
一般的にダウンブローやアッパーブローと呼ばれています。
クラブがボールに当たるまでの地面からの角度の事で
アタックアングルはボールの打ち出し角に大きく関係します。
クラブによって適性なアタックアングルは大きく変わり、
また個々のスイングスピードよっても変わります。
アマチュアゴルファーの理想はアイアンではダウンブローに-2度~-5度
ドライバーはアッパーブローで✙0度から✙3度くらいでしょう。
目次
ドライバーの場合
アタックアングル(入射角)がスピンロフト、ボールスピード、また飛距離
にかなり影響します。
いくらヘッドスピードが速くてもアタックアングルが鋭角に
入ってくるとボールのスピン量が増えボールのバックスピンが掛かりすぎ、
また球も上がらないので飛距離も出ません。
飛距離が欲しいならアッパーブローは必須です。

上記の図はPGA/LPGAのドライバーのアタックアングル(入射角)ですが
男子プロは入射角は-1.3度なのに対して女子プロは+3.0度になっています。
ドラコン選手の平均は+4.0度くらいです。
この数字で分かるように女子プロとドラコン選手の
アタックアングル(入射角)は+(アッパーブロー)になっています。
飛距離を求めるならアタックアングルはアッパーブロー
でないと最大限の飛距離が出せません。
しかし男子プロの方は―で(ダウンブロー)になっていて
飛距離よりも安定性を重視してることが分かります。
このようにドライバーでのアタックアングルは飛距離に大きく影響があり
ドライバーで最大の飛距離を実現するにはアップブローでないといけません。
アマチュアの方で飛距離が出ないひとで一番多いパターンは
スピン量が多くて球が低いので
トラックマンで適正なアタックアングル(入射角)で打てるようにしてください。
アイアンの場合
アイアンではダウンブローが理想とされています。
ツアープレーヤーの平均
PGA TOUR
- ドライバー -1.0 度
- 3番ウッド -2.9度
- 7番アイアン -4.3度
- 9番アイアン -4.7度
LPGA Tour
- ドライバー +3.0 度
- 3番ウッド -0.9度
- 7番アイアン -2.3 度
- 9番アイアン -3.1度
ツアープロの番アイアンのアタックアングル(入射角)は
男子プロで7番アイアンで-4.3度・9番アイアンで-4.7度
女子プロ-7番アイアンで2.3度・9番アイアン-3.1度
のように短くなるほどアタックアングル(入射角)
が大きくなっている事がわかります。
アイアンショットは地面にあるボールを打つので
クラブの最下点がボールよりターゲット側になり、その結果アタックアングル
(入射角)が-(ダウンブロー)
になります。
そうなるとボールをクリーンにヒットさせることが出来て
適正スピンがかかりボールもよく飛び、
グリーンで止まりやすくなります。
ちなみにUSPGA男子プロの平均値でロングアイアンの最下点は、
ボールの先約5cmだそうです。
普通のアマチュアの平均はボールの真下です。
かなり上手な方でもボールの先1~2cmほどです。
逆にアッパーブローで打ってしまうと地面に当たってからボールを打つことになり、
その結果ダフってからボールに当たるので飛ばないしスピンもぜんぜん掛かりません。
ナイスショットを打つためにはダウンブローに打つことが大事です!
まとめ
ドライバーは飛距離を最大限に伸ばしたい方はアタックアングル
(入射角)はアッパーブロー
高弾道と低スピンこれが飛ばす秘訣です。
アイアンショットはボールをクリーンにヒットさせたいので
アタックアングル(入射角)ダウンブローが理想です。
クラブの最下点はボールに対して左側(ターゲット方向)です。
これでボールに適正なスピンが掛かりグリーンでピタッと止まります
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