先に結論
プッシュアウト
(狙いより右に真っすぐ飛び出す球)
が出ると
「いつもより飛んでいる」
と感じるのは、
偶然ではありません。
これは、
インパクトで
フェース面と
クラブパスが
同じ右方向を向いている
ため、
余計なサイドスピンがなく、
パワーロスが
ゼロになっている
からです。
しかし、
狙ったところに
打てなければスコアは
安定しません。
プッシュアウトを
直す鍵は、
以下の2点です。
- 【メカニズムの理解】:フェースとパスが同方向だと、低スピン・高弾道になり飛距離が出る仕組みを理解する。
- 【軌道の修正】:クラブをインサイドから下ろしすぎず、ボールの手前2個分でヘッドを飛球線に乗せる意識を持つ。
この記事では、
プッシュアウトが出る
科学的な理由と、
真っすぐ飛ばすための
具体的な修正ポイントを
解説します。
2025/12/13修正

プッシュアウトで
お困りの方
多いですね!
ここでは
プッシュアウトの
仕組みと
気を付けるポイントを
書いていきます。
プッシュアウトの仕組み
プッシュアウトとは
狙っている方向より
ボールが
右に飛び出すことです。
なぜ?
プッシュアウトが
出るのか
どんな仕組みで
ボールが
右に飛び出して
いるのかを
画像で
説明していきます。

上画のように
インパクトで
インサイドから
クラブが下りて来て
フェースの面も
右をを向いていたら
右に飛び出します。
プッシュアウトの場合
右に真っすぐ飛び出します。
トラックマンで
説明すると
仮に
クラブパスが
インサイドから5度
フェースアングルが
5度右を向いていたら
右に5度打ち出して
真っ直ぐ右に
飛び出します。
クラブパスも右
フェースの面も
右を向いている
の状態で
プッシュアウトになります。
これをもっと
掘り下げると

上画は先ほどの
プッシュアウトの
ボールの図を
(×印)
拡大したものです。
インパクトの位置を
見て欲しいのですが
飛球線より少し
下側に当たっています。
ボールは丸いので
当たったところから
中心に向かって
打ち出すエネルギーが
発生します。
よく
プッシュアウトの
球はいつもより
飛んでいる
と聞いたことが
あると思いますが
それは
上図のように
クラブパスと
フェースの面が
同じ方向なら
ボールに余計な
スピンが
掛からず
真っ直ぐ打ち出せるので
パワーロスが
なくなるからです。
あともう一つ
クラブパスが
インサイドから
下りてくると
アッパーブローに
打ちやすく
なります。

そのため
低スピン高弾道になり
飛距離が出しやすい
状態になります。
これがプッシュアウトが
よく飛ぶ仕組みです。

真っ直ぐ遠くへ
飛ばしたければ
クラブを
早く飛球線に乗せて
あげることが
重要です。
上画のように
ボールの手前
ヘッド2個分くらい
ヘッドがを下りてくると
飛球線に対して
真っ直ぐな軌道になり
ヘッドを押せる
状態になります。
これでプッシュアウトは
出ません。
スイング修正方法は
コチラを
引っ掛け・プッシュアウトを止めたいなら左に振れ
FAQ:プッシュアウトの
疑問解消
読者が最も知りたい
疑問を
簡潔に回答します。
| 質問 (Question) | 回答 (Answer) |
| Q1. プッシュアウトとは、どのような球筋ですか? | 狙っている方向よりもボールが右に真っすぐ飛び出すことです。右への曲がり(スライス)はほとんどありません。 |
| Q2. プッシュアウトで「よく飛ぶ」のはなぜですか? | フェースの面と**クラブパス(軌道)**が同じ方向(右)を向いているため、ボールに余計なサイドスピンがかからず、パワーロスなく打ち出せるからです。 |
| Q3. プッシュアウトの原因となる2つの要素は何ですか? | トラックマンでいう「クラブパスがインサイドから来ている」ことと、「フェースアングルが右を向いている」こと、この両方が一致している状態です。 |
| Q4. プッシュアウトを防ぐための修正意識を教えてください。 | クラブをインサイドから下ろしすぎず、ボールの手前ヘッド2個分くらいでクラブを飛球線に対して真っすぐな軌道に乗せる意識が重要です。 |
次回は
ボールの曲がる
仕組みを
お伝えしたいと思います。
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