チキンウィングやインパクトでの伸び上がり、なぜ直らないのか?【金岡コーチ解説】

チキンウィングはなぜ直らないのか?

見た目が悪いスイングは
“結果”であり“原因”
ではありません。

ゴルフスイングの動画を
見返した時に、

「フォロースルーで左肘が引けてる…」

「インパクトで体が伸び上がってる…」

そんな”かっこ悪い動き”に
気づいてしまい、
思わず直したくなることは
ありませんか?

しかし
見た目の悪い動きを
“そこだけ”
直そうとしても
絶対に治らないのです。


なぜなら、
その動きは
“別の根本的なミスを帳消しに
するために生まれたバランス調整”
だからです。

今回は
スイングがかっこ悪く見える
理由と改善方法を
お伝えします。

目次

本当の原因は「根源の悪い動き」が前のパートにある

よく
ゴルフレッスンで
フォロースルーで
左ひじが引けているから
左の肘を思い切り
伸ばしてください。

実際伸ばしてみると
一瞬は左ひじが伸びて
左ひじの引けが止まった
ように感じます。

しかし
数発ボールを打つと
また左ひじが引けてきて
結局もとに戻ってしまった。

こんな事よくあります。

なぜ直しても
すぐに戻るのか?


それはスイングの
根本治療を
していないからです。

スイングは基本
アドレス
ハーフウェイバック
バックスイング
トップ
ダウンスイング
ハーフウェイダウン
インパクト
ハーフウェイフォロー
フォロースルー
フィニッシュ
10のパーツから
からできています。


フォロースルーに
エラーがある場合

悪い動きの根源は
ダウンスイングから
インパクトの間にあります。

その根源の
動きを修正せずに
いくら
左ひじの引けを
止めようとしても
絶対に治りません。

改善には「根源の悪い動き」の特定と修正が必要



たとえば、
フォローで左肘が曲がってしまう
なぜ?

ダウンスイングで
体が突っ込んでいるから
原因は

体が突っ込むとインパクトで
体の回転が止まってしまい
フォロースルーで腕の行き場をなくして
左ひじが引けている

修正方法
体が突っ込まないようにするには?

左肩と左腰をスエーさせず後ろに回す
右足体重でインパクトする
頭が突っ込まないように
などを試してみる

その結果
左ひじの引けは止まります。


こんな流れです。
左ひじが曲がらないように
伸ばそうとしたり
しても直りません。


ダウンスイングから
インパクトに掛けて
根源の悪い動き
があるから
フォロースルーで左ひじが引ける

そこを修正しないと
根本治療はできないのです。

「かっこいいスイング」を目指すなら


見た目の良いスイング
=無駄な動きをせずに打てるスイング。
そのためには以下のような手順が必要です。

ステップ1:気になる動きの“前”を観察する

どのパートに原因があるのか?
バックスイングか、
トップか、
それともインパクト前か?

ステップ2:根源の悪い動きを特定する

カメラやスイング解析器を使って
レッスンプロなど第三者に
見てもらうと発見しやすい。

ここ大事
よくある悪循環
①動画でフォームチェック → 見た目の悪さに気づく

②見た目だけ直そうと素振りやドリルを繰り返す

③しかしボールを打つと元通り

④直ったつもりなのに実際は変わらない → 挫折

このループにハマると、
時間も労力も無駄になってしまいます。

ステップ3:根源を少しずつ修正

一気に治そうとせず、徐々に修正していく。
いきなりコースで試すのではなく
まずは練習場で試す。

ステップ4:補正動作が不要になったことを体に覚えさせる

「ここまで無理に補わなくても当たるんだ」
と体が学習すれば、
見た目の悪さは自然に消えていきます。

まとめ

見た目の悪い動きは根源のミスを帳消しにするバランス調整

表面的な修正では治らない

原因を特定し、そこを改善すれば見た目も自然と良くなる

スイングは“部分”ではなく“全体の連携”で考えるべき



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