これでもう3パットしない!パター距離感の“再現性”を高める5原則

これでもう3パットしない!パター距離感の“再現性”を高める5原則

距離感は才能ではなく
手順で決まる


(ファーストパット)
で必ず寄せたい」。

その鍵は“勘”ではなく
再現性
です。

この記事では、

距離が決まるメカニズム
→スタート前の10分練習
→本番でのラインの読み方
までを
1本化。

3パット激減を狙う
実用マニュアルです。


原則①:距離=振り幅 × インパクトスピード(強さは固定)

距離コントロールは
強さ(インパクトスピード)を
毎回一定
振り幅で距離調整
が基本。

アマチュアの皆様は
インパクトで
距離感を作っている方が
多いです。

例えば
振り幅が大きくて
インパクトで弱めて
調整すると
思ったより距離が出ない


逆に
振り幅が小さくて
インパクトで強めて
調整すると
パンチが入ってしまい
思っているより
転がってしまう

こうなると安定しません

パターは
インパクトスピード(強さ)
を一定にさせて
振り幅で距離を調整させる方が
安定します。

インパクトスピード(強さ)
を一定にさせるコツは
リズムです。

毎回、リズムよく
一定のスピードで振ることが
大事です。

一定のリズムと
インパクトスピードで
振って
振り幅で距離を作る

この流れが重要です。

  • テンポは常に固定。
  • インパクトスピード(強さ)を変えない
  • 目標は「30〜40cmオーバー」の上り返しを残す。

原則②:情報収集が大事(感覚は日替わり)

同じ自分でも、
芝の速さ・湿度・朝露・芝目
で体感は毎回ズレます。

だからこそ、
ラウンド前の情報収集で
“今日の速さ”を
決め打ちします。

  • カップ周りの摩耗、順目/逆目、上り/下りを目視+足裏で確認。
  • 感覚は日によって違う前提で、初球の転がりを「今日の基準」に上書き。

原則③:パター練習はロングパットから

最初は入れごろではなく
長い距離から
練習する方がいいです。

その日の
ボールの転がり具合を
掴む練習です。

コツは

  1. 10m以上のフラット気味を選ぶ
  2. A地点→B地点へ3球、転がりを最後まで目で追う(これ大事)
  3. B→Aへ3球(上り/下りを相殺する)
  4. これを3往復くらい=計15球以上
    “今日の転がりイメージ”を掴む、
    そのイメージで打つのが本番の合言葉。

原則④:ターゲット設定 → スクェアにアドレス → 迷わず打つ

距離感は
狙う場所・向き・時間
でもブレます。

  • ターゲットは具体化:カップ中心ではなく「カップ手前○○cm」ブレイク点
    「曲がり始める地点」
    などで決める。
  • スクェアに構える
    フェースをターゲットに先に合わせ、
    足・腰・肩のラインをターゲットラインと平行へ。
  • 構えたら時間をかけずに打つ:決断後は3〜8秒でストローク。

    長考は筋緊張とノイズを増やし、距離感を崩します。

    構えたら時間をかけずに打つべし
  • スタート前に掴んだ転がりのイメージで打つ
    素振りはその“今日の速さ”を再生するための映写機
    素振り→すぐ実打で迷わない。

原則⑤:ライン読みは正三角形の頂点 × 低い側から

カップとボールを結んだ線を
一辺にした**正三角形の頂点
(横から)
**へ回り、

低い側から
全体傾斜と距離
を同時に把握。

  • グリーンに向かう途中で頂点を経由しておくと時短。
  • 後方だけだと縦距離を錯覚しやすい。
    横からで距離、後方で打ち出し方向を二点チェック。

3パットを減らす距離感Q&A

Q1. 今日のグリーンスピードの速を掴むには?
A. スタート前の最初に
10m以上×15球くらい
(A地点↔B地点を3往復くらい)
ターゲットは狭めず、転がりの“速さ”だけを目と足裏で確認します。
これだけで
その日の
距離感の土台が
できます。


Q2. 距離感を安定させる核心は?
A. インパクトスピードを一定にし、距離は振り幅で作ること。
テンポを固定し、
強弱は変えないのが鉄則です。


Q3. 練習は短い距離から?
長い距離から?

A. 必ず長い距離から
最初の数分は10〜12mで“今日の速さ”をイメージする。
その後に
1/3/7mなどで
振り幅の基準を作ります。


Q4. ラインはどこから読むのが
正解?
A. カップとボールを結んだ線を一辺にした
正三角形の頂点(横・低い側)
から。
ここが縦距離の全体像を最も把握しやすい角度。
移動中に歩きながら
先を読む
プレーも速いです。


Q5. アドレスと打つまでの流れは?

A. フェース→体(足・腰・肩)
の順にスクェアを作り、
構えたら3〜8秒以内
に打つ。

長考は筋緊張とミスを招きます。素振りは1〜2回で十分。


Q6. 上り/下り・速い/遅いグリーンの対処は?
A. テンポは常に同じ。

  • 下り・速い:振り幅を小さく、手前の“点”を目標。
  • 上り・遅い:振り幅を大きく、奥の“点”を目標。
    基準の転がりは30〜60cmオーバーを目安に。

Q7. 3パットが出たときの即時リカバリーは?
A. ミスを 距離/方向/読み のどれがずれているのかをチェック

  • 距離:強さ固定が崩れていないか、振り幅の再調整。
  • 方向:フェース→体のスクェアを再確認。
  • 読み:曲がる幅の大小は気にしない。
    曲がる方向が違う時は自分の読みを疑う

この7つをラウンド前のチェックリストとして使えば、距離感は再現可能になります。


まとめ

  • 距離感は強さ固定×振り幅調整で“方程式化”
  • 情報収集を最優先
    (感覚は日替わり)→10m以上×15球以上で“今日の速さ”を掴み、そのイメージで打つ
  • ターゲットを点で決め、スクェアに立ち、迷わず打つ
  • ラインは正三角形の頂点×低い側から俯瞰

この5原則を
ルーティン化すれば、
ファーストパットの
再現性が上がり、

3パットは着実に減ります。
次のラウンドでまずは10分
そこで結果が変わります。

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25歳でゴルフを開始。銀座ゴルフアカデミー吉本巧コーチの門下で2年間修行後、20年勤めた会社を退職しサンディエゴへ単身渡米。 芝の上で毎日打つ環境で、アプローチ・バンカー・パッティングを徹底的に鍛錬。帰国後は関西を中心にレッスンを開始し、 **「迷路にしない、明瞭なスイング指導」**をモットーに吉本理論をわかりやすく伝えている。 合理的で正しい理論の元で練習すれば必ず 上達することができます。 資格・認定: ビジョントレーニング2級/SPORTSBOX 3D GOLF Level 1 認定 メディア:読売テレビ「す・またん!」出演、パーゴルフ(2013年8月号)、ワッグル(2020年10月号)掲載 専門:スイング設計×クラブ軌道設計/ショートゲーム設計/3D動作解析(SPORTSBOX)/弾道解析専門(トラックマン4) 活動エリア:大阪(STEPBYSTEPゴルフスクール)北浜駅、淀屋橋駅、本町駅、堺筋本町駅 駅近です。 一言:「遠回りしない最短ルートで、再現性の高いショットを。」