【絶対やるべき】ゴルフ場到着後の練習メニューと朝のルーティンでベスト更新を狙う方法

ベスト更新を狙う方法

「今日は本気でベスト更新したい!」
──そんな日は、
到着してからの1時間で
勝負がほぼ決まります。
やることはシンプル。


“温める →
今日の自分を知る →
微調整(当てる最優先)”
この3ステップだけ。

そして
スイング大改造

たくさんボールを打ち込みは封印
ここ、
マジで大事です。


1) 朝食はスタート60分前まで/トイレは15分前まで

1時間前には
到着して
朝食は済ませたいです。

ギリギリに食べると
お腹が重くて
体が働きにくくなります。

だから
理想
60分前までに食べ終える
のが目安
(早ければ早いほど◎)。

メニューは
なんでもいいですが
あまりおなか一杯に食べないほうが
いいでしょう



トイレは15分前までに。
したくなくても行くべきです。


ティーグラウンドで
落ち着いた気持ちで
1Wを振る準備、
ここからです。


2) ストレッチ5〜10分:静→動で“感覚スイッチ”ON

いきなりフルスイングは
…ケガのもと。

まずは静的ストレッチ
首/肩/股関節をじんわり伸ばす

冬なら更衣室等の暖かい場所がいいです。

体が温まってきたら動的へ。
肩甲骨回し→
骨盤サークル→
軽いツイスト。
など

まずは動ける体にアップしましょう。

ここは“丁寧にゆっくり”が
キーワードです。


3) 打ちっぱなしの目的は3つだけ

練習は必ずしたいです。
目的は3つだけ

  1. 体を温める
  2. 今日の自分を知る(体・スイング・メンタル)
  3. アジャスト=“当てるための微調整”のみ

その日の感覚と体の調子さえわかれば
OKです。

当日はやらない

  • スイング改造:ひらめいてもメモしてラウンド後。今やると崩れます。
  • 打ち込み:1本を延々はNG。幅広く“打てる状態”を作るのが目的。

球数の目安30球くらい

  • ウェッジ(小さい振り)10球:10→20→30yd。打点と距離感を確認。
  • 7/8I :目線は水平、止まって写真が撮れるフィニッシュ
  • UT 4 → FW 4 → DR 4:方向よりミートを優先。
    どっちに曲がる傾向か見る
  • 戻り:調子が悪い番手を確認、
    ※絶対にたくさん打ちこまない
    本番でも当たりが悪ければ当日は使わない。

    全番手打たなくてOK!
    合言葉は**「静かに始めて、静かに終わる」。仕上がりは7〜8割**でOK。残りはコースで仕上げましょう。

“今日の自分”チェックメモ

  • 体:重い?軽い?どこが張る?
  • スイング:トップの収まり/フィニッシュ静止できる?
  • 心:緊張度、呼吸の浅さ、手先の力み。
    ズレたら振り幅・テンポ・出球の高さを“ほんの少し”いじるだけ。大修正は不可です。

4) パター練習は“スピード学習”が9割

まずは
10m以上のロングパット
カップ狙わずコロコロ。
どれだけ転がるか、
体で覚えます。

慣れてきたら距離感を合わせる練習

曲がりは
傾斜×視覚×感覚
を合わせて
大体の曲がり幅の感覚を掴む

最後に1〜2mを少しだけ
(ストローク軌道の最終チェック)。

注意ポイント:
短い入れる練習ばかり
序盤からカップイン狙い。

カップに入っちゃうと
答え合わせ
(どれだけ転がるか)
ができないです。


朝の練習は
今日のグリーンの
スピードに慣れることが
一番大事です。


5) 気を付けること

ゴルフ場に行く途中で
車のスピードを出しすぎるのも
注意です。

スピードを出すと
アドレナリンが分泌され、
ラウンド前に心拍数が
上がってしまいがちです。

そうなると、
緊張してドキドキし、
攻めすぎるゴルフになりそうです。

ゴルフはリラックスが大切なので、
道中は落ち着いて安全運転を心掛けてください。

心身ともに落ち着いた状態で
ゴルフ場に到着すれば、
集中力がかかり、
安定したショットが打ちやすくなります。

焦らずゆったりと向かうことが、
良いプレーにつながるのです。




6) 練習場がない時

ゴルフ場に練習場が
ないコースもあります。

その時も
早めに朝食
ストレッチで体を温める
ここまでは同じですが
このままパターの練習に
行ってしまうと

練習時間が
長くなってしまいます。

これも悪影響を
及ぼす時があります。

プロのように練習に
慣れている方なら
長時間のパター練習はOKですが

アマチュアの人が
パターだけの練習時間が長くなると
集中力がなくなってきます。

20分から30分
位が適度です。


当日の時系列(ティーオフ60分前到着の例)

  • 60分前 到着→朝食の最終調整/水分
  • 50分前 更衣→ストレッチ
  • 40分前レンジ30球くらい調整
  • 20分前 パターその日の転がり具合を感じる
  • 10 分前ティーグラウンドへ移動

1Hティーのチェック

  • 狙いは安全ゾーンのフェアーウェイ※OBゾーンを避ける
  • 慌てないこと!朝のティーショットは緊張するのでいつものルーティンで
  • 素振りは1回でテンポ確認 → 構えたら時間をかけずに打つ(迷いはミスの母)

朝一のティーショットが
上手くいけば
気分の乗っていきます。


まとめ

ベスト更新は到着後の60分で決まります。

  • レンジ:温める→知る→微調整(7〜8割仕上げ)
  • グリーン:スピード学習に全振り
  • メンタル:挨拶と宣言で覚悟をセット

これをを毎回回せば、
ブレないルーティンが育ちます。

やることがハッキリしてると、
スコアは素直に伸びますよ。

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25歳でゴルフを開始。銀座ゴルフアカデミー吉本巧コーチの門下で2年間修行後、20年勤めた会社を退職しサンディエゴへ単身渡米。 芝の上で毎日打つ環境で、アプローチ・バンカー・パッティングを徹底的に鍛錬。帰国後は関西を中心にレッスンを開始し、 **「迷路にしない、明瞭なスイング指導」**をモットーに吉本理論をわかりやすく伝えている。 合理的で正しい理論の元で練習すれば必ず 上達することができます。 資格・認定: ビジョントレーニング2級/SPORTSBOX 3D GOLF Level 1 認定 メディア:読売テレビ「す・またん!」出演、パーゴルフ(2013年8月号)、ワッグル(2020年10月号)掲載 専門:スイング設計×クラブ軌道設計/ショートゲーム設計/3D動作解析(SPORTSBOX)/弾道解析専門(トラックマン4) 活動エリア:大阪(STEPBYSTEPゴルフスクール)北浜駅、淀屋橋駅、本町駅、堺筋本町駅 駅近です。 一言:「遠回りしない最短ルートで、再現性の高いショットを。」