先に結論。
ダフリは
大きく分けて2種類
あります。
「すべるダフリ」
と「刺さるダフリ」
です。
そして、
多くのアマチュアが
気づいていないのが、
練習場でナイスショットだと
思っているその打球が、
「すべるダフリ」
である危険性です。
マットの性質上、
ダフっても飛んでしまうため、
ダフリ癖が知らぬ間に
身についてしまうのです。
ダフリを根絶し、
スコアを安定させるためには、
まず
自分がどちらのタイプか
を理解し、
タイプ別の修正ポイント
を実践することが不可欠です。
- 【すべるダフリ対策】 手首のタメをキープし、腰の移動・回転量を確保して最下点をボールの先に移動させる。
- 【刺さるダフリ対策】 頭の沈み込みや手で叩く意識を排除し、フィニッシュまで振り切る意識に切り替える。
ダフリのお困りの方
多いと思います。
今回はダフリの
メカニズムと解決方法を
書いていきたいと
思います。
目次
ダフリには
【すべるダフり】と
【刺さるダフリ】
がある
ダフリには
【すべるダフリ】
と【刺さるダフリ】
があります。
どのタイプかによって
修正方法と気を付ける
ポイントが変わります。
【すべるダフリ】
【すべるダフリ】
とは
緩やかな入射角で
クラブが下りてきます。
上図は
ゆるやかな入射角で
ボールの手前が最下点になり
地面に当たってから
インパクトしている図です。
このタイプのダフリは
いつもより少し距離が出ない
インパクトで噛んでいる
（抜けが悪い）
の状態になります。
このタイプは地面に
ダフっている
感覚よりも
クラブの抜けが悪いとか
詰まっている
感覚になります。
このゆるやかな軌道の
ダフリは
練習場では
気付きにくく
ダフっているにも本人は
ナイスショットしている
感覚になります。
なぜ？
かというと
ラウンドでは
ボールの手前をダフると
クラブとボールの間に
芝が入ります。
そのために飛距離が落ちて
クラブの抜けも
悪くなります。
しかし
練習場のマットの場合、
緩やかない軌道で
ボールの手前をダフると
クラブは加速して
インパクトして
いつもより飛びます。
芝の場合は
クラブとボールの間に
芝が入るので
飛距離は落ちますが
マットの場合は
クラブとボールの間に
何もないので
その分飛びます。
また
噛んでいる感覚もないので
ナイスショットに
感じてしまい
そのまま練習を
続けてると
これでダフリ癖が
つきます。
ラウンドで練習場
より飛んでいないなーと
感じるなら普段から
ダフっている証拠です。
【滑るダフリ】の原因と
修正ポイント
滑るダフリの原因は
たくさんありますが
いくつかピックアップします。
- 腰の回転が足らない
- 手から下ろしすぎ
- インサイドから下ろしすぎ
などです。
腰の回転量が足らない
インパクトで
腰の移動と回転量が
足りないと
手首のリリースが早くなったり
伸びあがったりして
ダフリの原因になります。
インパクトではしっかり
腰の移動と回転を
意識してください。
手から下ろしすぎ
ダウンスイングで手から
下ろしすぎると
手首のタメが解けてしまい
滑るダフリに
なってしまいます。
ダウンスイング初期には
手から下ろさずに
下半身から始動してください。
インアタックが強すぎる
切り返しでクラブが寝すぎると
（シャフトが過度に後方へ倒れる）と、
ヘッドは
スイングプレーンの
下側から下りてきます。
その結果
手元が浮いて
インアタックが強くなり
ダフリやすくなる。
そんな方は
切り返しでクラブが
寝すぎないように
気を付けてください。
【刺さるダフリ】
「刺さるダフリ」とは
急な入射角でクラブが
下りてきます。
このタイプのダフリは
クラブが鋭角に
刺さる軌道なので
地面に深く刺さるので
ボールが全く飛びません
逆に
地面にクラブが
跳ね返ってから
ボールに当たり
トップすることも
あります。
急な軌道のダフリは
練習場でも同じ症状なので
自分でもわかります。
このダフリは
手も痛いし
ボールも飛ばないので
スコアーが安定しません。
【刺さるダフリ】の原因と
修正ポイント
刺さるダフリの原因
- ダウンスイングで頭が沈む
- 下半身が動きすぎ
- 手で打ち込みにいっている
などです。
ダウンスイングで頭が沈む
ダウンスイングで頭が
ボールに向かって沈み
ダフっている
これは初心者に
多いのですが
ボールを当てようとする
意識が強すぎて
ボールに近づいて
行っています。
こんな方は
頭が沈まないように
気を付けましょう！
ヒントは
胸とボールの位置を
変えないように
スイングする
下半身が動きすぎ
下半身が動きすぎても
ダフリます。
下半身が動きすぎで
ダフる場合は
インパクトに向かって
膝が曲がりすぎて
ダフっています。
気を付けるポイントは
下半身を出来るだけ静かに
動かすイメージです。
特に
膝をバタバタ
させないことです。
手で打ち込みにいっている
このタイプは
インパクトで
ボールを強く叩こうと
しすぎて
クラブをインパクトで
突いています。
振るというより
ボールを
強くヒットさせたい
意識が強すぎて
その結果
深いダフリに
なっています。
修正ポイントは
フィニッシュまで
しっかり振り切る
インパクトでボールを叩かずに
フィニッシュまで一気に
振り切ることを
考えてください。
ダフリ防止のドリル
簡単なドリルを
ご紹介いたします。
上画のように
ボールの
右にガムテープを張って
それを剝がれないように
するドリルです。
５ｃｍくらい手前から
初めて
少しづつ
ボールの近くに
張ってください。
簡単なドリルですが
効果は抜群です。
一度お試しを
FAQ：ダフリにお悩みの方へ
ダフリの原因を突き止め、
今日から修正するための
重要なポイントを
簡潔にまとめました。
| 質問 (Question) | 回答 (Answer) |
| Q1. 練習場でナイスショットなのに、本番で距離が落ちるのはなぜですか？ | それは**【すべるダフリ】**をしている可能性が高いです。練習場のマットはダフッてもクラブが滑ってボールに当たるため飛んでしまいますが、コースでは間に芝が入り、急激に飛距離が落ちます。 |
| Q2. 【すべるダフリ】の主な原因は何ですか？ | 腰の移動・回転量が足りないか、ダウンスイングで手から下ろしすぎていることが原因です。手首のタメが早く解け、ボールの手前が最下点になっています。 |
| Q3. クラブが地面に深く「刺さる」ダフリの原因は何ですか？ | **【刺さるダフリ】**の原因は、頭がボールに向かって沈むことや、手でボールを叩きにいっていることです。鋭角な入射角になりすぎています。 |
| Q4. 【刺さるダフリ】の修正ポイントを教えてください。 | フィニッシュまで一気に振り切ることを意識してください。インパクトでボールを強く叩こうとする意識を捨て、頭が沈まないように注意深くスイングしましょう。 |
| Q5. 自宅でもできる効果的なダフリ防止ドリルはありますか？ | ガムテープドリルが効果抜群です。ボールの少し手前にガムテープを貼り、それを剥がさずに打つ（ボールの先の地面を打つ）練習をすることで、最下点をボールの先に持っていく感覚が養えます。 |
まとめ
ダフリには
【滑るダフリ】と【刺さるダフリ】
があります。
滑るダフリは
練習場では気付きにくい
マットはダフッても
滑って当たるので
よく飛びます。
ラウンドより飛距離が
飛んでいるなら
ダフっている可能性大！
刺さるダフリは
練習場でもすぐわかる
基本ボールを
当てようとする
意識が強い
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