ゴルフはとても精密なスポーツであり、
その中でもゴルフクラブの設計は
非常に複雑かつ重要です。
今回は
「バウンス角(バンス角)」
に焦点をあてています。
このバンスの小さな角度が、
ソールをどのような効果を発揮するのか、
そして選び方のポイントについて、
この記事では詳しく解説します。
目次
バウンス角(バンス角)の基礎知識
バンス角はゴルフクラブのソールの形状を指します。
これがどのようにゴルフスイングに影響を与えるのか、
その基礎知識を理解することが重要です。
バンス角が影響する利点や、
その概念について詳しく紐解いていきましょう。
![](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2024/01/fad283f94bbd73adc515237ee7cc8213.png?resize=720%2C540&ssl=1)
バウンス角(バンス角)の角度は
大きいほどソールを滑らせやすく
ダフらせやすくなり
小さいほど
クリーンに打ちやすいです。
バウンス角(バンス角) | ロフト角 | |
9度~10度 | 少ない | 50度~54度 |
11度~12度 | 標準 | 54度~58度 |
13度~14度 | 多い | 58度~60度 |
上記の表は市販されている
ウェッジのロフト角とバウンス角
の目安です。
バウンス角の大きいメリットは
アプローチでふんわりボールを高く上げたい時、
ロブショットや
バンカーショットなどの
地面を滑らせるときに有利です。
バウンスがあると
チャックリや地面に突き刺さる
ミスを軽減されます。
主にグリーン周りで使うので
フルショットには適していません。
バウンス角の小さいメリットは
ボールをクリーンに打ち安く出来ているので
フルショット時では打ちやすいです。
しかし
バンカーショットや高い柔らかいボールを
打つ事には適していません。
ソールが滑ってくれないので
クラブの操作はしずらいです。
状況別
状況別で考えると
バウンス角が大きいと
ラフから打ちやすい
(ボールの下に空間があるから)
バンカーショットで
ボールの下をくぐらせやすい
![](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2024/01/e111d1ddd3f8289255ff0a26bef2a6bb.png?resize=720%2C540&ssl=1)
逆に適していないのは
ベアグランド
(芝が剥げて土の上)
芝が少ない
冬で芝が枯れている
バウンス角の大きいクラブは
地面を滑らせる設計されているので
このような状況では
ボールの下にクラブを入れる
(滑らせる)
スペースがないので
バウンス角が邪魔になり
ソールが地面に跳ね返されて
チャックリやトップのミスが出ます。
![](https://i0.wp.com/www.stepbystepgolf.com/wp-content/uploads/2024/01/302c5d6a3b2c5def5349fa0089a5e79f-1.png?resize=720%2C540&ssl=1)
★ウェッジ | バウンス角 | ライ別 | 考え方 |
---|---|---|---|
9度~10度 | 少ない | ベアグランド・芝が薄い所 | ボールをクリーンに打つ時・転がす時 ☆ダフってはいけない時に使う |
11度~12度 | 標準 | ラフ・バンカーショット・芝が多い所 | ボールの下にヘッドを入れるスペースがある時 |
12度~14度 | 多い | ラフ・バンカーショット | ロブショット・バンカー専用 基本ダフらせる |
まとめ
上の表に書いている通り
バウンス角(9度~10度)
ライが悪い時は
バウンス角が小さいクラブで打つ
クリーンに打つ
バウンス角(11度~12度)
フェアーウェイからは
バウンス角が標準くらいが
打ちやすい
適度にダフってもいい
バウンス角(13度~15度)
ラフやバンカーは
バウンス角が大きいほど
打ちやすい
基本ダフらせる
ソールを滑らせるイメージで打つ
ロブショットやバンカー
参考にして下さい
ウェッジのクラブ選びと
一緒に見るとウェッジの組み合わせがわかります。
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