「YouTubeを何本見ても変わらなかった“左への引っ掛け”。
最後の頼みの綱だと思って来ました」(60代・男性)
Tさんは15年ぶりのゴルフを再開したのですが
引っ掛けが止まらないのがお悩みで
STEPBYSTEPゴルフスクールに
体験レッスンに来てくれました。
初回のスイング診断で見えた
引っ掛けの3つの要因は
①下半身の横移動と伸びあがるが強い
→ インパクト前後で骨盤の回転が止まり
上半身と手元が追い越して
フェースが過剰に返る。
②手を返しすぎ
→ “体が止まる→手を返す”でフェース向きの再現性が低下。
③インアタックが強すぎる
→ クラブパスが右(イン・トゥ・アウト)
に出つつ、フェースが
それ以上に左を向くため
強い左回転(フック)。
この3つです。
結論は体の回転が止まる
手が返ってしまう
対策は
「下半身の無駄な動きを抑え」
「体の回転で打つ」
へ切り替えること。
レッスンでは、次の順で矯正しました。
- ① 下半身の“横ズレ”(スエー)と伸び上がりを抑制
- 足幅・スタンス角を微調整
- 膝が横に流れないように
- ダウンスイングの左カカト〜への踏み込み(回転)を覚える
- ② 手の返しをやめ、“体の回転”でフェースを前に運ぶ
- フェースを返さない素振り(小さな振り幅→ハーフショット)
- 左腰を回す(左かかとに体重を乗せていく)回転を止めない
- 「当てる」ではなく「体の回転で打つ」
- ③ フェース向きと打ち出しを“視える化”
- トラックマンでフェースの戻り過ぎとクラブパスをその場で確認
- 目標に対して打ち出し方向を安定させる“方向ドリル”
スライスを打つイメージ
「下半身を“強く動かす”のではなく、横ズレを抑えて回転を続ける。
この転換で、手の返しに頼らないインパクトが作れます。」
上記の練習を続けてもらいました。
Before / After
- Before:アイアン・ドライバーともに左への急激な曲がり。OB・池が怖く、素振りも消極的。
- After:左の大ミスが激減。コースでの狙いが明確になり、10回目のレッスンで“100切り”達成。
「動画で“何が起きているか”を言葉で説明、やることを1〜2つに絞った。
この練習で引っ掛けがほぼ出なくなりスコアーも安定するようになった
約3か月で100切りを達成できました。
すごく
アイアンには自信が出てきたようです。
次はドライバーが安定すれば
90切りも見えてくるのではないでしょうか
Tさんは練習熱心なので
もっと上を目指して
練習を頑張ってください。
